2022年11月8日火曜日

元出資馬の敗北と費用の話②【リリーズメモリー号】


前回からひっそり始まっている引退馬の反省点と費用の話。

第1弾の【ヴェクトライズ号】については下のリンクにて公開しております。

https://umanushidoudesuka.blogspot.com/2022/09/blog-post_23.html

今回はノルマンディーオーナーズクラブで募集された【リリーズメモリー号】についてです。



リリーズメモリー

戦歴

中央出走回数は計4走。
美浦の小手川準厩舎所属としてデビュー。
父はノルマンディーと言えばでお馴染みのマツリダゴッホ。
この馬の初戦は22年2月6日東京芝1600m鞍上横山琉Jでデビュー。
5月生まれと牝馬としては大柄な500kg超の馬体に身を付けるのに時間がかかったのか遅いデビューでした。

デビュー戦は行き脚は良かったですが3コーナーから直線に入る前にヘバり後退して殿負けのタイムオーバー。

2戦目はダート1200mでしたが、砂被りや馬群を嫌がって再びタイムオーバー。
2度の痛恨のタイムオーバーペナルティで競馬の経験値を積ませる事が出来ず。
3戦目でようやく調教でも乗ってくれていた菊沢一樹J鞍上の元前目について、結果は12着でしたが初めて競馬に参加できた内容。この時点で7月と未勝利戦終了間近でした。
最後の4戦目に新潟の芝千直。枠も運よく外目で、出負けさえしなければと言うところでしたが両隣の馬に挟まれて終了。ファンド解散でした。

一口馬主を始めて、ノルマンディーに入会した時の最初の出資馬でしたが、この仔は2次募集の売れ残り馬でした。母高齢だったり5月生まれと一口馬主界隈で良く言われている地雷でしたが、それを理解する事ができました。
社台ノーザンならカバーできる育成力があるかもしれませんが、日高系牧場でこれは厳しかったです。

この仔に関してですが、身体が大きかった事で仕上がりが遅くなってデビューが翌年の2月になったのも今思えば残念でした。
そして、更新で何気なく書かれていた物見をする気質。
大人しくて扱いやすいのは良いですけど、この仔の場合は大人しすぎて競争に前向きになってなかったのかな?と思いました。
個人的に一口馬主デビューの本馬でしたが、勉強になりました。

終戦までの費用

1口価格:24000円※400口募集

1口保険料:768円

1口維持費:21728円※月平均約1,035円 運用期間21ヵ月

1口配当:3012円

引退時精算(1口分):11424円

合計:32060円(赤字)

上記はクラブの月会費は抜いております。

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