2022年9月23日金曜日

元出資馬の敗北と費用の話①【ヴェクトライズ号】



先日、引退時精算が返って来ました。

そこで、かつての出資馬の話と費用の話をしたいと思います。

初回はノルマンディーオーナーズクラブで募集された【ヴェクトライズ号】についてです。

ヴェクトライズ

戦歴

中央出走回数は計4走。
始めは栗東の畑端厩舎所属としてデビュー。
父はダートの短距離で活躍したメイショウボーラー。
この馬の初戦は21年10月17日阪神ダ1800m鞍上松山Jでデビュー。
父の適性は短距離だったが、この馬の馬体の胴が長い事から少し長い距離でも出来るのでは?との目論見での出走でした。

結果は第三コーナー辺りからバテて逆噴射。ブービーのタイムオーバーにて敗北。
1ヶ月の調整期間と言う名の出走制限を経て、同年の11月20日の阪神ダ1400mで2戦目。
距離を短縮した事で8着と前走より改善。使ってレースを覚えて鍛えていけば、もっと良くなるだろうと思っていたが謎のノルマンディーファーム小野町へ送還。
翌年の22年になって美浦の上原厩舎に転厩となる。
今考えても理由は良く分からないですが…

転厩後の初戦となる地方交流戦が予定されていた2月22日ですが当日に寝違えて歩様を乱し出走回避し放牧。
放牧から帰ってきて、4月9日中山ダ1200mと大分間が開いた事が禍したのか砂被りを嫌がりブービー。
そして未勝利戦終了間近の8月17日の新潟ダ1200m。前目で競馬をしていたが、直線で失速。レース後、鞍上に咽喉鳴りを指摘されるが後の祭り。

クラブに対しても少し不満のあるヴェクトライズ号の運用でした。

個人的に悔いが残るのは

・距離適性を見誤り、タイムオーバーの制限による出走回数を稼げなかった。
・地方交流戦当日の寝違えによる頓挫。


クラブの方針的に使って鍛えるを謳っているのに、出走回数を稼げないのはダメだった。
そして転厩後初っ端での頓挫が致命的だった。
レースの経験を積み砂被りを克服すれば勝ち負け行けていただろうが、以下の点で難しいかもと思うところも有ります。それは、

・最終戦で指摘された咽喉鳴りは本当にそこで初めて気づいたのか?


咽喉鳴りに気付くのって簡単なことなのかどうか分かりませんが、転乗りの騎手に指摘された点を考えると普段接している関係者が何故気づけないのか理解できない部分があります。
考えたくはないが、事実を隠していたのでは?と不審に思ったのがこの馬の戦歴でした。

終戦までの費用

1口価格:28000円※400口募集

1口保険料:514円

1口維持費:19747円※月平均約1,250円

1口配当:4079円

引退時精算(1口分):11886円

合計:32296円(赤字)

上記はクラブの月会費は抜いております。

引退時精算が意外と返ってきた印象です。
3次募集馬だった為、1年4ヵ月の出資期間でした。

収支はプラスになりませんでしたが、マイナスも意外と小さく済んでいると個人的に感じました。
これから一口馬主を始めたいと思われる方の参考になれば…
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