先週はキャロットクラブ所属の21年産駒出資馬が2頭出走しました。
その回顧と、今週の更新について述べていきたいと思います。
では、確認していきましょう。
キャロットクラブ所属
フェロニエール(メス 2歳)
23/11/26
26日の京都競馬では五分のスタートからジワっと好位につけて進める。
そのまま勝負どころに差しかかり、ペースが上がったところでややポジションを下げ、直線はジリジリ伸びたが6着。
「今日はいい結果にならず申し訳ありませんでした。仕上がりには自信があったのですが、まだ切れる脚が使えないところが実戦でも出た印象です。
ジョッキーは『速い脚はまだありませんが、持続型で長く脚を使ってくれています。
メンコをゲート裏で外したのですが、外した時にかなりキョロキョロしていたので、レースでも着けた方がいいかもしれません』と話していました。
一気のスピードアップに対応できないなどまだ課題はありますが、その中でレースは上手にこなしてくれましたし、ここを使ってまた良くなって来ると思います」(高野師)
初戦からスムーズな競馬でセンスのあるところは見せましたが、勝負どころでペースが上がったところで対応しきれず、その分の差を詰めきれなかった印象です。
大型馬でもあり、一度使って良くなってくる部分も多いでしょうから、次走の変わり身に期待したいと思います。
この後は馬体を確認してから検討します。
昨年のドラフト1位のデビュー戦です。
結果的には調教師・騎手ともに指摘していた瞬発力の無さが勝負に大きく結果に出た形になってしまいました。
メンコを外して物見もしていたみたいです。
ダート馬の可能性も有りますが、これで芝失格とは思いたくないし、大型馬で今回530kgでしたので叩いて良化が見れるか気になります。
もし続戦するなら阪神だと思うので、平坦で瞬発力勝負の京都よりパワーが問われる阪神が合うような気も個人的には感じているので続戦して欲しいですが…
では、29日の更新を確認しましょう。
23/11/29
29日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬は申し訳ありませんでした。
まだペースアップにスッと対応できず、ジリっぽい脚になってしまいました。
それでも長く脚は使っており、初戦としては決して悪い内容ではなかったのかなと思っています。
レース後は今のところ目立った疲れは見せていません。
大型馬でもありますから、続戦の選択肢も頭に入れてさらに状態の確認を進めていきます」(高野師)
高野先生も続戦視野みたいです。
瞬発力勝負はまだ厳しいみたいですが、ゲートの出も良く、ジリジリと長く脚は使えていたので良さを生かした競馬をしてくれればと思います。
個人的には阪神開催で見に行きたいので是非、阪神での出走をお願いします。
ブロードグリン(メス 2歳)
23/11/26
26日の京都競馬では五分のスタートから行き脚がついて好位の内目につける。
スローペースの中なかなか動けず、直線を向いてジワジワ脚を使ったものの5着まで。
「今日はいい結果にならず申し訳ありませんでした。前走の勝ち方が良かったですし、ここでどんな競馬ができるかという気持ちでしたが、ちょっともったいない競馬になってしまいました。
ジョッキーは『3番の馬のゲートが速く、さらに逃げた勝ち馬が外から来たことで内に押し込められてどんどんポジションが悪くなってしまいました。
スローペースの中動くに動けず、この馬の良さを活かせないレースになってしまいました』と話していました。
瞬発力勝負では分が悪いだけに、枠がもう少し外ならまた違ったかもしれません。
また、パドックでは落ち着いて周回できていたのですが、徐々にテンションが上がって、返し馬を終えてゲート裏では立ち上がったり枠入りを嫌ったり、ちょっとピリピリしたところも見せていたとのこと。
このあたりは間隔を詰めて使った影響もあるのかもしれませんから、いったんリフレッシュさせて巻き返しを図りたいと思います」(中村師)
前走の内容が良かったので、昇級戦のここでどんな競馬ができるか期待していましたが、今日は内々に押し込められた上にスローペースに嵌まったこともあってこの馬の良さが活かせませんでした。
まだ展開に左右される部分もありますが、今日は敗因もはっきりしていますから、いったんリフレッシュを挟んで次走に期待したいと思います。
個人的にパドックからイラつきが伺えていたので心配でした。
勝ってくれれば有難いと思いつつも、厳しいかなぁとも思ったり。
それと終われば勝っても負けても放牧だなとも思いました。
結果は何とも言えないレースでした。
来春のクラシック路線は厳しいですが、どこかでクラシックトライアルに挑戦目指して欲しい気もします。
案の定、この後すぐに放牧に出されたみたいですね。
放牧先の更新も確認してみましょう。
23/11/29
29日にNFしがらきへ放牧に出ました。
「先週の競馬は申し訳ありませんでした。動くに動けないポジションに嵌まってしまい、ちょっともったいない競馬になりましたね…。
ただ、昇級初戦でもありましたし、能力的には十分やれるという感触も掴めました。
いくらかピリピリしてきていますので、いったん放牧に出してリフレッシュさせようと思います」(中村師)
一口馬主を本格的に始めて、パドックからそれなりに馬の様子を察知出来るようになっている自分も居ますね(笑)
中村先生もクラスで十分にやっていけると感じているみたいです。
一旦、外厩へ移動して気持ちをリフレッシュして、来年頑張ってください。
※画像・コメントはキャロットクラブ様のホームページより。許可をいただき掲載しております。
※全て個人的な見解であり、投資は自己責任・自己判断でお願いします。
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